おみそ汁は和食に欠かせない汁物の代表料理。各家庭によって様々な具材や作り方があり、地域伝統の味もあり、日本人が慣れ親しんできた日本の味といえるでしょう。ここでは、定番の具材と仙台みそを使った、基本のおみそ汁のつくり方をご紹介します。
煮干し | 6本 |
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水 | 3カップ |
だし汁 | 2+1/2カップ |
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木綿豆腐 | 1/4丁 |
わかめ(塩蔵) | 6g |
長ねぎ | 1/4本 |
仙台みそ | 大さじ2杯 |
煮干しはつやのあるもの選び、頭とワタを取り除きます。鍋に入れて水を注ぎ、30分程度浸してうま味を出します。
鍋を中火にかけ、煮立ったら弱火にし、アクを取り除きながら10分程度煮ます。煮あがったら煮干しを取り出します。穴じゃくしやザルを使うと便利です。
わかめをもどします。水で塩をよく落とし、たっぷりの水にいれ15分程度塩抜きをしたら、水気をしぼって一口大に切ります。
豆腐は1.5cm角に切ります。長ねぎは薄い小口切りにします。
きちんと下処理した煮干しだしは、雑味がなくうま味が強いのでおみそ汁に最適です。わかめの塩抜きが不十分だとみそ汁が塩辛くなり、逆にもどし過ぎは風味と食感が損なわれるので注意しましょう。
だし汁を鍋に入れて中火にかけ、ふつふつと泡立ってきたら弱火にしてみそをときいれます。みそこしがあると重宝します。
煮たたせないよう火加減に注意しながら、豆腐を入れます。
豆腐がぐらっと湯だってきたら、手早くわかめを入れ火をとめます。
仕上げにねぎを加え、椀に注ぎます。
みそ汁は煮すぎると味と香りが損なわれますので、必ず煮立つ寸前の「煮えばな」で仕上げるのが、おいしくいただくコツです。
ジョウセンはほんものひとすじ。伊達政宗公の頃よリ受け継がれた伝統の技術と、東北の豊かな風土が生み出す自慢の味、「本場仙台みそ」を皆様にお届けします。