味噌の主原料である大豆は、畑の肉とも評されるほど、良質な植物性たんぱく質をたくさん含んでいます。大豆は味噌になる発酵・熟成の過程で分解されて、約30%がアミノ酸となり、その中には生命の維持に欠かせない必須アミノ酸8種も含まれています。他にもビタミン等、たくさんの成分を含む味噌は、非常に栄養価のすぐれた食品だといえるでしょう。
味噌は昔から、医者いらずと呼ばれていた食品です。江戸時代の食の解説書『本朝食鑑』の味噌の項目に、味噌は「腹中をくつろげ、血を活かし百薬の毒を排出する。胃に入って消化を助け、元気を運び、血のめぐりを良くする。痛みを鎮めて、よく食欲を引き出してくれる。嘔吐をおさえ腹下しを止める。また髪を黒くし、皮膚を潤す」と書いてあります。現在味噌の様々な効用は科学的に研究され、解明されてきています。
ジョウセンはほんものひとすじ。伊達政宗公の頃よリ受け継がれた伝統の技術と、東北の豊かな風土が生み出す自慢の味、「本場仙台みそ」を皆様にお届けします。